Kindleインディーズ5月分は、新作投入なしで500部をクリアしたあたり。
月末まで数日ありますが、いまのところ日販でひと桁程度なので、大勢に影響はない模様です。
突発的にダウンロードが伸びるときがあるんですが、そういう時は旧作が動いているので、まとめて読んでもらっているような印象ですね。
なにかしら興味を持ってもらえれば、旧作も買ってもらえるというサイクルですね。この辺は無料ダウンロードの強みだと思います。
Kindleインディーズは、新作投稿以外には露出する場所がないので、なにかしら継続して投稿することが大事なのかなと、改めて思いました。
Kindleインディーズに投稿した結果ですが、3DCGのマンガの可能性はすごくあると思うんですよね。個人的には、そんなに遠くない時期に、ひとつのジャンルとして成り立つと思っています。
というは単純にコストの問題です。CGはコストが安いんですよ。
手書きのアナログマンガの場合、商業誌で連載となると、アシスタントを揃えてチームでーという感じになるようです。そうなると、原稿料をもらっても、アシスタントの給料を払うと赤字らしいんですね。
単行本になって、初版の印税をもらって、ようやく生活費が出るとかという話を、ネットで見ました\(^o^)/
単行本にならなかったらどうすんのかなーと。
借金だけ残っちゃうみたいな感じですかね?
dazstudioの場合、キャラクターはかなり細かいところまで作れるので、背景素材があればそこそこのレベルのものを、一人で制作することができます。
原稿料だけで十分にプラスになるわけです。
ですから、いずれは多くのクリエイターが3DCGに参入してくると思いますよ。
実写映画もアニメも、すでにCGが主流ですからね。
マンガがその流れにならないわけがないんですよ。
ところがですね、dazstudioは高機能ですが、高機能ゆえに、扱いがまだまだ難しいんですね。ポタン一発でお手軽にレンダリングできる! というものではないんですよ。
とくに難しいのが照明ですかね。
デフォルトの設定だと、レンダリングの方法によっては、照明が反映されずに暗くなったり、逆に白っぽくなったりすることもあります。キャラの皮膚(スキン)にも種類があって、質感がうまく反映されなかったりもします。
例えばですね、Iray設定を3Delightでレンダしたら白飛びした例です。
なにがなんだかわかりませんよね?
デフォルト設定のままIrayでレンダリングすると、こうなります。
暗い\(^o^)/
Irayは物理レンダリングなので、太陽光は建物に遮られます。
ということで内部まで光が届かないのですが、3Delightの場合は室内にも届くとか、いろいろとクセがあるんですよ。建物内に照明を設定するとしても、一部分だけ明るくなったりとか、影が強く出過ぎたりとか、肌の色がうまく出ないとか、イメージ通りにレンダリングするのはまだまだ難しいんですよ。
将来的に、このあたりのクセが修正されれば、3DCGのクリエイター人口は、爆発的に増えるものと思います。
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