これは2018年の9月頃にレンダしたものです。
使用ソフトはdazstudio(ダズスタジオ)
使ったPCは、2017年末にDELLで購入した、2万円の事務用デスクトップに、メモリとグラボを増設したものです。
CPU | celeron G3900 |
memory | 8G |
グラボ | GT1030(GDDR5のバージョンです) |
2018年あたりはメモリが高騰していた時期で、4Gのメモリ1枚が5580円もしたんですよ。
グラボは10280円で購入。
低スペックPCの場合、レンダリング出力に時間はかかるのですが、まったく遊べないというわけでもないので、参考までに。
dazstudio(ダズスタジオ)で遊ぶ場合、グラボがNvidia製でないと、IRAYレンダリングができないので、この点は要注意ですかね。
性能的にはGT1030-2GBが最低ラインになります。これよりも低スペックだと厳しいです。
ところがGT1030は二種類ありまして、品番のうしろに「D4」がついているものは性能が半分になっています。マイニングブームでメモリが品薄になった影響で、DDR4を搭載したものがかなり出回っているんですよ。価格がほぼ同じで、性能が半分というの悲しいですよね\(^o^)/
3DCGは大量にビデオメモリを消費するので、GTX1050Ti 4GBよりも上位のものがおすすめです。現在いしまるは1050tiを使用していますが、VRAMの4GBを使い切ることはよくあります。メモリを使い切るとレンダリング速度が低下するので、予算の許す限り高性能なものがよいと思います。
dazstudio(ダズスタジオ)に限らず、3DレンダリングにはCPUも重要なんです。
Ryzen7 2700ですが、レンダリング中は、8コア16スレッドがフル稼働していますよね。レンダリングの場合は、単コアの処理能力よりも、コア数、スレッド数が重要なんです。
というわけで、候補になりそうな多コアのCPUについてリストにしてみました。執筆時点での価格コム最安値になります。
intel | ||
6コア6スレッド | core i5 9600K | 32597円 |
6コア12スレッド | core i7 8700 | 38579円 |
8コア8スレッド | core i7 9700K | 46825円 |
8コア16スレッド | core i9 9900K | 65468円 |
AMD | ||
6コア12スレッド | Ryzen5 2600 | 18682円 |
6コア12スレッド | Ryzen5 2600X | 21671円 |
8コア16スレッド | Ryzen7 2700 | 29512円 |
8コア16スレッド | Ryzen7 2700X | 33378円 |
Ryzenシリーズのコスパの良さが目を引きますよね。
いしまるはオーバークロックはしないので、Ryzen7 2700(無印)をチョイスしました。このCPUは発熱も少なく、空冷の虎徹マークⅡで十分に冷却することができます。CPU使用率100%が続くレンダリング中でも、50度ちょいをキープできるんですよ。
冷却にお金がかからないのもポイントが高いと思います。
16GBでも使い切ってしまうことがちょくちょくあるので、32GBあれば安心できるかなーという感じです。いしまるは予算がないので、24GBでがんばっています。
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